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内山 軍蔵; 前田 充; 藤根 幸雄; 千田 充久*; 桐島 健二*
JAERI-M 93-213, 204 Pages, 1993/10
超ウラン核種を含有する蒸留残渣等の廃溶媒の処理プロセスとして提案した液中燃焼法を中心とするプロセスについて、処理施設の概念設計及び予備コスト評価を行った。また、これらの結果に基づいて安全性等の技術の特質、TRU廃棄物の低減効果、経済性等の評価を行い、併せて実用化上の重要課題を整理した。その結果、2次プロセス廃液を全く排出しない単純な処理・固化システムを達成し得ること、TRU廃棄物の発生量を競合技術(乾留固化法)に比べ数10分の1以下に低減できること、建設費は再処理施設全コストの1%以下の小さな値に止め得ることなどを明らかにした。また、TRU核種を分離したリン酸カルシウム系低レベル廃棄物については、一時貯蔵、輸送時の安全性、遮蔽負担を考慮するとTRU核種とともに・核種の除染をより積極的に考慮する必要があることなどを確認した。
高橋 信雄; 黒澤 卓也*; 目黒 義弘
no journal, ,
原子力機構における核燃料サイクル施設の解体実例に基づき、はつり費や設備解体費などの工程別費用を整理した。また同施設の工程別費用をDECOST(原子力施設廃止措置費用簡易評価コード)を用いて見積もり、先の整理結果と比較した。比較結果から、DECOSTの工程別費用の見積り精度などを評価した。
高橋 信雄; 阪場 亮祐*; 目黒 義弘
no journal, ,
原子力施設(発電炉以外)の管理区域面積とその施設の解体に係る費用(以下、解体費用)との間に相関があることを見出した。この関係を利用すると、運転開始前の原子力施設の解体費用を容易に見積もることが可能である。